Company会社情報

ヒストリー

発展期1968~1970

PADICO展のポスター

1968 『PADICO (Packaging Direction Company)』展出展作品として、自分たちで作った紙粘土『オークレイ』の作品を展示。好評を博す。
1969 6 月『株式会社パジコ』設立。『オークレイ』発売開始
1970 初の石粉粘土『フォルモ』発売。 パッケージデザインを行う際に不可欠だったモデリング用の粘土を開発。 重たく、芯材が使えず、割れることが粘土の常識だった市場に軽量で様々な素材の芯が使用でき、割れない『フォルモ』は非常に画期的だった。 当初は学校へ向けて発売。図画工作・美術の教育現場からの反響が大きく、瞬く間に全国の学校で採用されるようになった。
パッケージデザインから生まれた『PADICO』

昭和42年、ニューヨーク・トップパッケージング賞を受賞するなど多忙な中、パッケージデザインの新たな可能性を提案したいと銀座の山野楽器4階ホールで実験的な作品展、『PADICO』展を開催した。
作品展名は、10年の集大成として開催される事となったためにPackaging Direction Company の頭文字を取って『PADICO』と命名された。
この作品展で新しいパッケージの形として提案されたのが紙粘土『オークレイ』だった。紙のほわほわとした質感を残した『オークレイ』は勝がフランスを旅したとき、ワインボトルの保護パッケージをイメージして開発。
会場でそのユニークな質感やこれまでなかったクラフト素材として注目を浴びた。
昭和43年6月。『オークレイ』をアーティストや子どもたちにも届けたいと現在の株式会社パジコ(PADICO)が誕生。}
これまでなかった鮮やかな色彩を持つ紙粘土として全国の学校で採用された。
『オークレイ』は「指で色を混ぜて描く」という新しい使い方を提案。
次にパッケージ・デザイナーの発想から、描いた立体イメージを自在に再現できプロが満足する石塑粘土『フォルモ』が誕生。