アクリルスタンドの略称「アクスタ」は、アクリル板に人物やキャラクターなどの画像を印刷して切り抜き、台座に差すことで自立させることができるグッズです。
専用の道具があれば、レジンでもアクスタを自作することができるようになりました。パジコのレジン液はアクリル系光硬化樹脂なので、UV-LEDライトで光を当てるだけで、硬化後もアクリルのように綺麗なアクスタを制作することができます。
好きな絵柄のアクスタを作りたい、自ジャンルでアクスタが販売されていない、思い出の品を入れて飾りたい、そんな方にオススメです。
パジコからのおすすめは
アクスタをレジンでつくるための道具が一式揃ってる便利な「アクスタキット」!
エンボスヒーター( またはドライヤー)、カッター、カッターマット、クリアファイル、封入素材、ヤスリ、ハサミ、紙、ペン
紐のようなモールドを温めることで
柔らかくなり接着性が出ます。
クリアボードに貼り付けて
自由に好きな形の
レジンプレート(3mm厚または6mm厚)
が作れます。
※スタンドジョインターは3mm厚のみ使用できます。
イラストなどを印刷した紙をレジンに封入できます。コピー機で拡大縮小してお好きなサイズに。
マスキングテープを組み合わせたり、そのまま封入することで簡単におしゃれなデザインにできます。
ラメやドライフラワーを全体に入れたり、部分的に入れたり、お好みの場所に配置することができます。
透明フィルムなどのツルツルした素材はホワイトマットシールを裏面に貼ることで絵柄や白色がハッキリ出ます。
写真に写った人物などをハサミでカットし、封入することができます。
「宝石の雫(別売)」で着色レジンを作り、アレンジすることも可能です。
パジコの「UV-LED レジン 太陽の雫」を使った場合の作り方を簡単にご紹介!
印刷用紙に封入したい画像を、お好きなサイズに縮小または拡大コピーして印刷します。
初めての人は、6cm×6cm ほどのサイズから始めると◎
素材を大きめにカットしておき、ホワイトマットシールに重ねて同じサイズにカットします。
ホワイトマットシールの黄色い剥離紙を端から剥がし、空気が入らないように素材と貼り合わせます。
絵柄に沿ってカットします。
封入する前に、レジンで薄くコーティングして硬化すると、気泡が入りにくくなり仕上がりが綺麗になります。
封入パーツの完成。
封入パーツを裏返して紙の上に置き、輪郭より大きめの線をペンで描きます。これが仕上がりサイズの目安になります。
その上にクリアボードの乗せ、ずれないように紙とクリアボードをマスキングテープなどで固定しておきます。
台座に設置したい部分にクリアボードの上からスタンドパーツを置きます。
スタンドパーツを仮止めするために、図の部分にレジンを少量のせ、UV-LEDライトで5秒ほど照射します。
ライナーモールドをクリアボードにのせ、エンボスヒーターまたはドライヤー(弱)を10秒程度(柔らかくなるまで)あてて温めます。温めることでグミのように柔らかくなります。
スタンドジョインターの角にライナーモールドの両端がくるように、目安で描いた線に添わせて形を作ります。
形が作れたら、もう一度全体をあたためながら手で押さえつけて隙間がないように貼り付けます。
貼り付けたライナーモールドの内側の角に、薄くレジンを塗ります。隙間がある場合は気泡が浮き上がってくるので丁寧に取り除きます。
UV-LEDライトで2秒硬化します。
レジンを全体の3分の1くらい薄く入れ、UV-LEDライトで裏面から2秒硬化します。
さらにレジンを全体の2分の1ほど薄く入れ、封入パーツを裏向きに入れます。
レジンがこぼれないようにしながら裏面を確認し、気泡が入っていたら押し出して取り除きます。
UV-LEDライトで裏面を1秒硬化します。
レジンをモールドの縁まで入れます。
UV-LED ライトで1分照射します。
裏返し、平らな場所に押し付けてさらに2分照射します。
さらに表2分照射→裏2分照射を2回繰り返します。
クリアボードが2枚ある場合はクリアボード同士で挟んだまま硬化すると、さらに反りにくくなります。
硬化後、完全に冷める前に裏面にして平らな場所に押し付けて形を整えます。
レジンの反応熱が冷めたら、モールドを端からゆっくりと剥がします。
クリアボードを少しだけ曲げ、ゆっくりとプレートを剥がします。なかなか剥がれない場合はレジンクリーナーか、水を綿棒などで隙間に流して剥がします。
バリはニッパーやハサミで取り除きます。
紙やすりなどでフチをやすりがけすると一気にクオリティーがアップ!